今年3月、同期の辻井勝さんが同窓会総会イベントの講演会講師に招聘されることに決まりました。翌4月に個展があった私は、来廊してくれた小野寺寛晃さんに辻井さんのことを話し『そんとき、さあ〜クラス会、やんない?』と持ちかけたのでした。小野寺さんは二つ返事で『いいね〜。やろうよ。これまで俺たち意外と素っ気なかったからさ・・』と。彼とのこの言葉で開催の概ねが決まりうごき出しました。その後、中心になるだろう同期に声をかけ江野美絵子さん、池谷由美子さん、桜井健さんが即快諾してくれ14期の発起人5人が揃いました。デザイナーをする江野さん池谷さんの両名からはハガキ等のデザイン制作の申し出もありました。6月に入り周知をはじめると僅か3日で20名近くの“発起人&参加予定者”が出揃いました。学生当時、助手副手としてお世話になった鹿島寛さん、佐藤良考さん、臼井勝彦さんからのOKも弾みとなりました。広報制作は1日早く申し出てくれた池谷さんにお願いすることにしました。“14期とその前後、80年代を 国立校で過ごした仲間の集い”をイメージとし一切を任せ入稿までの全てを受け持って戴きました。右がそのA4フライヤー両面です。 9月には40人近くの参加者になり宴の規模に目処がつきましたので、当時専任であった恩師の柏建 先生と小泉史朗先生に電話でご来賓の願いをしました。両先生とも一言で快諾くださり、また懐かしく嬉しい話をたくさん伺うことができました。両先生の参加が決まったことで、当日の参加者も一段と増え貸切の部屋が熱気で満ち、ご覧の通りの大盛況となりました。 この集いを、14期のクラス会にとどめず幅広く“だいたい同期会”として成功できたのは、諸先輩の方々に本当に広くお声かけ下さった造形科11期の荒木均さん、16期中心にお声かけ戴いた“アジアの大砲ハマビン”こと浜田敏さん、お二方のご助力があってのことでした。また、これが新規企画であるにもかかわらず有償後援を英断して下さった三ツ山三郎同窓会会長はじめ常任幹事の皆様へあわせて感謝御礼申しあげます。そして、辻井勝講演会も70名に及ぶ受講者で盛況に開催されました。 この講演を通常授業扱いにし広く在校生に聴講を呼びかけて下さった工藤礼二郎・パルコ木下両先生、そして飯田淳校長の思いに深く感謝申し上げます。 講演会の成功が勢いとなり“だいたい同期会”が熱く好き時間となったのだろうと感じています。 そして、諸事情があり参加できなかった方々の気持ちも届いてていたからこその盛況だったのだと思っています。最後に、柏先生・小泉先生本当にありがとうございました。遠方から遥々ご参加戴いた方々に感謝いたします。そして、参集してくれた“だいたい同期”の全ての皆さま本当にありがとうございました。それでは“So Long!”で。 |
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“だいたい同期会”幹事 薄井崇友(造14) | |||||||
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