1951年北海道生まれ。創形美術学校造形科卒業(5期生)、創形美術学校修復研究所(現・修復研究所21)にて油彩画修復に携わる。1992〜1993年、イタリア・フィレンツェ「レオナルド・パッセリ修復工房」に留学。2002年に東京藝術大学に移り、現在、同大学大学院文化財保存学専攻教授。専門は油彩画修復と絵画技法材料学。共編に『藤田嗣治の絵画技法に迫る:修復現場からの報告』(2010東京藝術大学出版会)がある。2006年、色彩美術館にてテンペラ画の個展。2010年から3年ごとにグループ展「古典技法研究会模写展」を開催している。